TODAY'S MEGANE

MYKITA AKEMI 303

糸のように細いリムを持った「LESSRIM」コレクションの定番モデルです。
サイズもシルエットもちょうどいいボストン型。光沢のあるゴールドとシルバーの組み合わせで、華やかなまたは大人びた印象を持った1本です。

遠目には縁無し(リムレス)に見えてしまうような細いフレーム、特にレンズの周囲が細く、レンズの溝にほぼ埋まっている状態です。ただそれでもちゃんとレンズを通して極細リムの色や光沢は僅かに存在感を放っているのです。

この配色ですので、ちょっとドレスアップな眼鏡かもしれません。ただカラーレンズを入れると、ガラッと違った雰囲気に。またHEVカットのレンズを入れると、レンズの断面が青みを帯びているので、これまた違う表情の1本になると思います。

4821 / ¥70,400(¥64,000+税)

MYKITA EDE 084

MYKITA」のボストン型モデルも既に多く発表されてきましたが、ブラッシュアップを重ね続けられていると感じます。どれも完成度が高いのですが、若干小ぶりで清潔感のあるシルエットです。

「084」カラーは鈍く光沢のあるネイビー。同じ太さでも黒とは存在感が違います。

テンプル根元のヒンジ部分はシルバーに塗り分けてあるのがこのカラーだという目印です。

レンズの下部からブリッジに向けて滑らかに立ち上がるアーチ。息が長く、飽きがこないデザインだと思います。

4722 / ¥57,200¥52,000+税)

MYKITA WATARU 122

MYKITA」の「LESSRIM」コレクション、人気のモデル。優しいウェリントンというか、底辺がフラットなボストン型というか、中間的なシルエットがいい感じです。

「LESSRIM」のモデル群は「MYKITA」の他コレクションが0.5mm厚なのに対して、0.6mm厚のステンレスシートを採用しています。僅かですが厚みがあることで、逆に極限まで細く仕上げることに成功しています。

レンズ周囲の「リム」も他の「MYKITA」では一定のシルエットがありますが、「LESSRIM」のリムはレンズの溝にほぼすっぽり隠れて、断面から僅かに覗き、僅かに透けて見えるのみ。まるで「リムレス=縁なし」ような存在感です。
当店全体を見渡してみても、最もミニマルなフレームです。

品の良さ。仕立ての良さ。上質さ。現代性。そんなイメージが色濃いと言えるでしょう。

カラーリングはレンズ周囲の(ほとんど隠れた)リム部分と、ヒンジ部分がシャイニーゴールド。対照的にブリッジは程よいボリュームを持たせたダークブラウン。この対比も独特の存在感です。

4820 / ¥70,400¥64,000+税)

MYKITA ROLLINS 608

MYKITA」の「DECADES」コレクションより。
バランスのよいボストンシェイプを、ちょっと均等な太さの線で、角ゴシック体のような佇まいをもったモデルです。

色は近年追加されたグレージュ。当然肌馴染みがいい色ですが、色白の方にはより肌の白さを健康的に際立たせてくれるカラーです。結構絶妙だと思います。
美しいペールカラーも「MYKITA」の得意とするところ。

色が淡いと線が太くても軽やかになります。「MYKITA」のステンレスシートメタルの構造ゆえの軽やかさがそもそもあるために、新鮮でちょっと不思議な存在感を感じて頂けると思います。おすすめです。

4325 / ¥59,400(¥54,000+税)

MYKITA HELMI 720

MYKITAのアセテートリング(インナーリム)のシリーズは好評を博しています。

丸みのあるウェリントンで、鼻側のカーブも深いので、アビエイターっぽいシルエットだと感じられるかもしれません。いずれにせよ、ちょっと小ぶりでストライクゾーンの広いモデルだと思います。

相変わらず、アセテートのリムの細い溝にシートメタルのパーツを噛み合わせているのか、観察を続けてもわかりません。

前面に沿ってメタルパーツが羽目こんであり、リムの内側は斜めにカットされています。このリムのカットがソフトなイメージに一役買っています。

金具部分はグラファイト、アセテートリングのカラーはペリドット。オリーブともカーキとも呼ばれないグリーンは、透明感と深みのあるグリーンは気品があるように感じます。

45□23 / ¥72,600¥66,000+税)

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