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「住友さん、アートをきっかけに街を変えていくには何が必要でしょうか?」

鳥取藝住祭・AIR475」の関連イベントして、『芸術学校』というトークイベントが開かれました。会場は以前から気になっていた道笑町の米子で最も古い鉄筋コンクリート建築の一つ、米子専門大店。初めて足を踏み入れましたが、手入れをして素敵な使い方ができないものか、と思わせる建物でした。

閑話休題。今回のゲスト講師は住友文彦さん。「金沢21世紀美術館」の立ち上げに携わったのち、現在は群馬県の美術館「アーツ前橋」館長を勤めていらっしゃるキュレーターです。まず想像以上にお若くて、驚きました。
まずは「アーツ前橋」の紹介をしながら、美術館と町との関わり方、その裏側の考え方。美術館だけでなく、周辺の街を歩いてもらうことが、リピーターの創生=まちづくりに繋がること。地域芸術祭のあり方について。芸術のもつ「肯定力」。これでいいのだ。

私にとっては示唆に富んだお話でした。あっと言う間に終わってしまった印象です。
芸術祭に限らず、街の文化を育むために「こと」を起こそうという人たちには聞く価値のある時間でした。

鳥取藝住祭
http://tottorigeiju.com/

アーツ前橋
http://artsmaebashi.jp/