TODAY'S MEGANE

FROST GOAL c.06

「FROST」にしてはあっさりとしたスクエアフレーム、と思うなかれ。むしろ「FROSTらしさ」を感じるモデルです。正面は黒いのに、とにかく内側のブルーが存在感を放ち元気な印象を加えてくれます。

よくよく見ると、ちょうどいい感じに瞳の上下が膨らんでいるように見えます。より明るい内側のブルーの層が全面の輪郭をはみ出すように削り出してあります。

瞳の真上からスポットライトを浴びているように、目元を明るく、視線を集めるような配色は表情が生き生きと見える眼鏡のテクニック。スクエアですが、性別を選ばないモデルです。

55□17 / ¥55,770(¥50,700+税)

FROST AKROPOLIS c.32

「アクロポリス」、古代ギリシャで神殿などが小高い丘のことをこう呼ぶそうです。
確かに眉のラインがなだらかな丘のようです。パウンドケーキみたいなシルエットはありそうでなかなかないかもしれません。

フロントはイエローをベースに、トップラインに眉と同じような浅いカーブで黒が配置されています。
もちろんこれで、表情をキリッと、しかし眉尻は細く下がっているので柔らかく目元をアレンジしてくれます。

イエローといっても直接ご覧いただくと「辛子色」に近いイエローです。派手すぎず、顔を明るくしてくれる色調です。とはいえなかなか出会えない黄色い眼鏡、ぜひどうぞ。

5516 / ¥51,480(¥46,800+税)

FROST DUNE 04

「砂丘」という名前のモデル。鳥取県民だと、ちょっと親近感を覚えます。なだらかなカーブを随所に盛り込んだ造形となっています。

フロントを真横から見ると、波打つように削られています。
これが正面から見て、色の移ろいが生じる効果を生んでいます。まっすぐなV字の溝も平行しているのがわかりますか?黄色い水平線が通っているようにも見えます。

色を重ねたフレームは、単純にその混ざり方と角度による見え方の違いを楽しめる上に、削り方や彫刻によって様々なアイデアが盛り込めます。そういう眼鏡を作り続けている「FROST」です。

レンズの形は「バタフライ型」に分類されるでしょうか。目元をいきいきと見せてくれる効果があります。透明感も高いので、グリーンは程よく落ち着きます。

5215 / ¥49,390(¥44,900+税)

FROST ORBIT c.19

シルエットはスタンダードなボストン型のようですが、幾つかの工夫によって一味違う1本となっています。
ORBIT」は「軌道」という意味。人工衛星や天体の軌道を思わせる、楕円の連なりが隠れています。
レンズシェイプは少し目尻上がり気味の丸みがありますが、輪郭は目の下の方がわずかにとんがっており、フェイスラインすっきりの目元になります。

フロントの最前面を一段段差をつけ削りが施してあります。斜めに見るとわかりやすい。レンズシェイプと微妙に違うカーブで削られています。
光の加減などで、いきなり色が現れるような面白い存在感を持っています。

テンプルには光が反射しているような、屈折しているようなデザインが施されています。
全体的に同型色でまとめてあるので、意外と使いやすいと思います。

50□20 / ¥43,890(¥39,900+税)

FROST SHIELD c.04

アセテートを重ねたことで生まれる色の重なりや混ざり方を楽しめる、加工精度の高さとアイデアに溢れたモデルです。

透明感の異なるブルーの2層とクリアを合わせた3層のアセテート。最前面が薄く残してあるのか、精密な段削りを施してあるのか、薄い層を重ねた、例えばカラーセロハンを重ねたような透明感と混色が美しい構造です。

詳しい工法を直接確認できていないのですが、精密なマシニングが活きているのだと思います。

ブリッジ部分は綺麗な半円状にくり抜かれています。
レンズシェイプを分類するならウェリントン型的ですが、二重の輪郭を持っているようにも見えますし、アウトラインはかなり変わった線を描いています。

「FROST」ならではのシルエットと、美しい青の重なりを楽しんでいただくモデルです。

5217 / ¥43,890¥39,900+税)

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