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2014年08月30日

STEADY STD-16 col.1

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品の良いコンビネーションモデル。
黒が醸し出すわずかな重厚感。でもそこがまた魅力。
黒いセル生地は光沢の美しさが肝。お手入れはこまめにお願いします。

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黒い生地ですから、ビスの頭がはっきり見えます。そこが特徴でもあります。
レンズシェイプがソフトな印象のボストン型ですから、
このくらいの無骨さを見せることで、程よい「温度」に仕上がっていると思います。

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金属部分はアンティーク加工。風合を楽しんで下さい。
掛け心地はあくまでゆったりバランスのよい掛け心地。
女性にかけていただいても、凛々しくかっこいいモデルです。

2014年08月29日

J.F.REY JF2527 9090

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ステンレスの表面処理に技ありの1本。「TWEED」と銘打たれたシリーズ。
光沢の違う菱形模様を彫り込んでいますが、織物のようなきめ細かさです。
素材の特性も弾力があり、軽い掛け心地です。

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明るめのブラウンですが、光線の具合によって明るく、オレンジに近い色に
感じられることもあるかもしれません。

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丸みのある優しいスクエアのシルエット。ブリッジは高いので表情すっきりまとまります。
写真では白い先セル(モダン)も、外側は黒とのツートーンになっています。
「J.F.REY」女性にも多く選んでいただいています。店頭でお試し下さい。

2014年08月25日

EnaLloid Little EMMA col.116

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「EnaLloid」人気モデルの『EMMA』にサイズ違いの「Little EMMA」が追加されました。
『EMMA』を掛けてちょっとバランスが大きめかな?と思われた方に是非。
パーフェクトなバランスのシルエットですので。

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『EMMA』とはシルエットは全く同じで、レンズサイズ(レンズの横幅)を
2mm小さくし、同じ比率でフロント全体を小さくリサイズしたモデルとなります。

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カラー展開は『EMMA』よりも落ち着いた顔ぶれとなっています。
この「col.116」はカーキグリーンとブラウンの組み合わせ。
よく見たらわかる、くらいの青味の少ないカーキですので、
落ち着きと軽やかさを兼ね備えたいいいカラーです。男性にも。

2014年08月23日

FROST SHI-RA col.62

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「FROST」において「定番」的なシルエットのモデルです。
やわらかでありながら、Vの字から始まるゆるやかな弧のトップラインで、
すっきりと、そして男女を問わずぴたりと決まるシルエットです。

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一旦切断したリムをステンレスパーツで固定。
この構造は「おもしろい眼鏡だね!」というコメントを貰える眼鏡です。
ほんのちょっとのアイデアが眼鏡デザインの可能性を開いた好例です。
これも「FROST」の得意技です。

上下2色のエンジ→パープルというグラデーション。
テンプルはシンプルに仕上げています。

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さて、モデル名の「SHI-RA」とはなんぞや?
80年代のコミックヒーロー、ヒーマン(HI-MAN)の双子の妹・シーラ(SHE-RA)のことのようです。
若干唐突!凛々しく逞しい女性像が込められているようです。

2014年08月18日

ProDesign Denmark 5321 4331

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サイドで魅せる「IRIS」コレクション。
意匠自体は立体構造でボリュームを出していたこれまでよりシンプルになりました。

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さりげなくともエレガンスに。
ヴィンテージ感のあるアセテートを用いたテンプルに、根元にはラインストーン。
フロントから丸みを帯びたテンプルが滑らかな造型が繋がり、
女性らしさのある仕上がりです。

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角度を変えれば少しずつ表情の変わる塗装。
正面はピンクがしっかりと表情を明るく、暗がりでは落ち着いて見えるでしょう。
「おばさん眼鏡を脱却!」を目指しているご婦人に教えてあげて下さい。

2014年08月15日

PADMA IMAGE FOXBOX no.48

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「PADMA IMAGE」の最新モデル。
特徴的なシルエットでありながら、取り入れやすいシルエットで、
男女問わず好評です。フラットなフロントが逆に彫刻的です。

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このカラー、「ムラサキモヤ」という色の名前がいいですよ。
たしかに陽炎のようにもやもやとした揺らぎのある生地です。

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5枚蝶番のしっかりとした作り。
デザインは香川県で生まれ、福井県で仕上げ。無論メイドインジャパン。

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光の加減で表情の変わる「深みのあるいい生地」です。
パープル系は肌と隣り合うと、ブラウンに感じる使いやすい色です。
是非お試し下さい。

2014年08月14日

l.a.Eyeworks GOWER 397

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スレンダーなウェリントン型。
見た目の軽さによって、気難しい要素を消してリラックスした印象に。

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線は細めですが、生地の個性が光ります。
黒いチェックが浮かぶように、クリアの層、太い黒い層、細い黒い層が、
立体的に垂直水平に交差しています。テンプルも全て同じ生地で統一。

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トラッドな印象とポップさが同居した「l.a.Eyeworks」らしい1本。
他ブランドでは見られない、独特の存在感です。
鼻幅は広めなので、ノーズパッドの加工はさせて頂いた方がいいかもしれません。

2014年08月10日

MYKITA CARLTON 165

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眼鏡の歴史を紐解き「MYKITA」なりの息吹を吹き込む「DECADES」ライン。
クラシックなデザインを凝縮し、ステンレスシートで仕上げる技の粋。
レンズシェイプのバランスの妙でもあります。

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ベースのカラーは マットなグレーです。とても取り入れやすい色。
レンズ下半分はシャイニーシルバー。アクのない品の良い印象。
体温がマイナス2度くらいに感じられそうです。

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ボストン型と思いきや、結構しっかり「丸眼鏡」しています。
でも多分ご指摘しないとわからないかたが多いかもしれません。
結構技ありなモデルです。

2014年08月08日

STEADY STD-11 col.4

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スマートな印象のボストン型セルロイドフレーム。
サイズは鼻幅狭め、そしてスレンダーな仕上げになっているので、
女性にも多く選んでいただいています。

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クリアブラウンは、黒やデミなどの「引き締め系」の色とちがい、
表情が軽くなるカラー。この透明感は好印象を残してくれます。
バランスのとれた上品なシルエットです。

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知的な好青年、眼鏡の掛けこなしをわかってるお洒落な淑女になってください。

2014年08月05日

HUSKY NOISE H-137 col.2

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ちょっと大人の女性に変身するなら、
こんな「HUSKY NOISE」のメタルフレームを。
好評だった「H-124」のテンプルをシンプルにマイナーチェンジしたモデル。

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マットな仕上げの塗装で、なんだかアルミニウムのような涼しげな質感です。
ブルーグリーンとゴールドのツートーン。表情が暗くならないように。

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程よい分量の「金色」がポイントです。
イメージを大きく変えず、目元の印象をすっきりと見せる、
アーモンドのようなオーバルシェイプ。幅広い場面で活躍するでしょう。

2014年08月03日

ProDesign Denmark 1719 6922

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同系色の3層の生地を貼り合わせた、シンプルで使いやすいシリーズ。
サイズ感も女性のお仕事用などに使いやすく、現代的で清潔感のあるモデルです。

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フロントの一部、そしてテンプルは途中丸く削られ、
ポップな真ん中の色が見え隠れするように仕上がっています。
クリアグレー/ライトターコイズ/ターコイズという3色の組み合わせ。
フロント前面のクリアグレーは手に取ってじっくり見てこそわかる薄さです。

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このシリーズはシルエットこそシンプルですが、色の使い方と見せ方に、
「プロデザインらしさ」「北欧らしさ」を感じさせます。涼しげです。

2014年08月01日

EnaLloid HAYAO col.107

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クラシックテイストも次のステップへ。
眼鏡の歴史をおさらいしてきたこの数年ですが、
80年代後半頃のシルエットやサイズ感に辿り着きました。
レンズは大きめ、しかしシルエットは細めで重く見えないナード系。

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「キハク」と呼ばれるクリアイエローの生地ですが、
このアセテートも時代感を感じさせます。
テンプルの根元はアセテートをもう1枚分重ねて立体的に、
加えて形が狂いにくくなるよう厚みを出しています。

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「EnaLloid」のロゴは今シーズンから、刻印ではなく、
ロゴプレートを埋め込むかたちに変わりました。
摩耗して消えてしまうことはありません。

「HAYAO」はあの日本一有名なハヤオさんをイメージしているとのこと。
強固な熱意と、創作にかける執念などを重ね合わせています。