TODAY'S MEGANE

PADMA IMAGE SEAGULL no.57

鯖江の生地問屋さんの奥深くに眠るアセテート生地を発掘し、見慣れぬ美しいアセテート使いを見せるのも「PADMA IMAGE」の魅力。「ビールビン」と名付けられた深いブラウンです。

「PADMA IMAGE」がノーマルなオーバル型を投入とはその方が意外でしたが、生地の奥行き感を感じる厚み、両サイドのエッジの立て方など、仕上げは細かいところまでこだわりを感じます。
黒とブラウンが混じり合う中にうっすら黄色味も感じる奥深い色です。

光を当てて撮影していますので、ある程度色がわかりますが、日没後の店内だとわかりにくいかもしれません。照明に透かしてみてください。
「PADMA IMAGE」がアセテートという素材の魅力を余すことなく伝えてくれるブランドです。

PADMA IMAGE MARBLE no.65

これまた珍しい表情を持ったセルフレームです。こんな生地を使ったフロントはお目にかかったことがないかもしれません。クリアオレンジにグレーの斑が浮かんだ生地です。

ふっくらとしたオーバル型は、ややボリュームのあるシルエット。しっかりと「芯」を持った人物像を演出してくれます。

珍しい生地使いのフロントですが、マーブル模様のようで、墨を落としたようでもあり、どうやってこの柄を作ったのか不思議になります。
テンプルはクリアオレンジの単色です。

オレンジといっても「みかん色」に近いトーンです。掛ける人の周囲まで明るくしてくれるような眼鏡です。

PADMA IMAGE ROTARY no.49

「PADMA IMAGE」の100点モデル『ROTARY』にまだご紹介していないカラーがありました。「ビールトラ」と名付けられたカラーです。これまたいい生地を使っています。

ブラウンと黒を基調にした細く薄い層が絡んだアセテート生地は、野鳥や猛禽類の羽根を連想させます。まじまじと眺めてしまういい柄です。

「PADMA IMAGE」のフレームはどれもシンプルな構造ですが、細部の金具などは丈夫な5枚蝶番を使ったり、薄く斜めのカットを加えたりと、鯖江の技術が光ります。香川発鯖江経由で現在米子におります。

「ただの丸眼鏡じゃないぞ」とわかる方は目利き。ブリッジや両サイドのデザイン、フラットなフロントなどクラシック要素はありません。彫刻的な魅力のあるフレームだと自信を持っておすすめしています。

PADMA IMAGE MARBLE no.63

「PADMA IMAGE」の2014秋の新作。「MARBLE」というのはひょっとして「大理石」のことではなく「マーブルチョコ」のことなのではないか、そう思わせるかわいいシルエットです。

レンズの上下幅がふっくらとあり、シルエットもしっかり。ありそうでなく、でも探していらっしゃる方は多そうなふっくら繭型のオーバルシェイプです。

「ケムリイロ」と名付けられたカラー。テンプルは黒。透明感のあるグレーがもやもやとした生地ですが、いい塩梅の存在感になりそうです。白髪の混ざった御髪の方などにいかがでしょう。

PADMA IMAGE shichi-san no.66

「PADMA IMAGE」が発表した左右非対称の眼鏡。その名も「shichi-san」。前髪の分け目の黄金比。人の顔が、そして多くの人の髪型は左右対称ではありません。そう考えると、顔に掛ける眼鏡が「左右対称でなければならない」ということはないのです。

とはいえ一定数量産する「商品」として、左右対称を違和感なく、それ以上に素敵に仕上げられるデザイナーはなかなかいないものです。
向かって左半分(向かって右半分)は、なめらかなフォックス型。

もう片方の右半分(向かって左半分)は上部がフラットな線になっています。
レンズシェイプは左右とも同じ。フロントのアウトラインだけが左右非対称になっています。

顔に掛けたらどうなるか。これがしっくりくる不思議。バランスの良いアシンメトリーなので、見た目の「重心」がズレていないのです。選びに選び抜いた線を採用してあるのが伝わってきます。この挑戦を成功させた蓮井さんには拍手。
鏡を見るだけでなく、掛けて写真を撮ったり、髪の分け目を変えてみたり、楽しみながらお選びください。

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