TODAY'S MEGANE

MYKITA MERRICK 002

スタンダードなウェリントン型シェイプですが、細いシルエットのフレームが市場に多い中、新鮮に映る方もいらっしゃると思います。昨年あたりから、再び一定の太さのあるモデルも戻ってきました。全体的に滑らかな線で構成されています。

テンプルも太く見えますが、根元が7mmの太さ。横顔を引き締めてくれます。

「MYKITA」のテンプルのバリエーションとしては、まだ9mmや11mmといったボリュームもありますので、これまでその太さをお使いの方に決して「太過ぎる」と感じられることはないと思います。

ストリートっぽいイメージがありそうで「MYKITA」ならではの吟味された線によって、ビジネスでも対応できる清潔感も感じます。
全体マットブラック。全てのパーツがブラック。このカラーリングは好評ですので、お早めに。

46□23 / ¥67,100(¥61,000+税)

prodesign denmark AROS3 9121

厚いチタンの一枚板から削り出して成形した、最近のモデルの中で一番店頭での反響がいい「AROS」シリーズの新作です。丸眼鏡が続きましたが、ボストン型です。すっきりプレーンで使いやすいサイズとシルエットです。

真正面からだと細い線だけに見えるシルエット。

フロントは4mm厚のチタン板の削り出しです。ですので、角度を変えると奥行き感が生まれます。見え方というか「見られ方」が変わるフレームは個人的にとても好感を感じています。

レンズの厚みがしっかり隠れるというのも強度数の方には嬉しい構造です。

鈍い光沢のマットばブルーは、明かりの環境で表情を変えます。しかし決して派手ではありません。単色で構成されているのも、ソリッドで構造を引き立てていると思います。

49□20 / ¥46,200(¥42,000+税)

l.a.Eyeworks WHIRLY BIRD 637

華やかなマルチカラーのアセテートが可愛らしい1本(「ブーケ」というカラー名がついています)。いろんな絵の具を撒き散らしたようなそんな柄と、すっきりクリアが同居しています。

五角形はそんなに一般的によく出会うシルエットでありませんから、個性が強いようにお感じになるかもしれませんが、そんなことはありません。瞳の真上に向かって引っ張り上げるような錯覚が働くライン、目尻が優しく下がるようなライン、顔の両サイドをすっと持ち上げてくれるラインが全て含まれているいいカタチなのです。

色柄にヴィンテージ感も感じますね。明るい色が楽しいですが、サングラスとしても優秀な仕上がりが期待できるモデルです。

52□19 / ¥46,200(¥42,000+税)

HENAU TRITON X91

「どんな角度から見ても美しい」という眼鏡は、色々なところから飛んでくる視線を浴びる眼鏡というモノの性質上とても優れていると思います。水平な直線が特徴的なのに、どこか柔らかいムードを纏ったモデルです。

直線とコンパスや定規を使って構成されているようなシルエット。何かに例えるのは難しいですが、程々不思議な存在感があるモデルです。グレーからチェリーレッドに変わっていくグラデーションが美しいですね。

全体的にフラットなのが「HENAU」の特徴ですが、よく見ると目尻のあたりにはわずかに段をつけてあります。エッジが美しく残るように削り上げてあります。テンプルも潔いストレート。内側もフラットなので、この点、ノーズパッド加工は無料でさせていただきます。

45□20 / ¥48,400(¥44,000+税)

theo Dauphinois 196

「theo」のロングセラーのひとつです。もう発売されて10年くらい経つかもしれません。
「theo」の中でも正面のシルエットが細く、ナイロールなので、かなりあっさりミニマルなようですが、このブランドらしい、立体的に色で魅せるテクニックが込められています。

一見細い線でも、実は「面」が主役のフレームです。表裏(上と下)で塗り分けられており、上からはメタリックな質感のピンク、裏側はマットなパープルです。視線を落とした時にピンクが出現し、華やかになります。

テンプルの根元にスプリングが仕込んである「POTATOES」シリーズに共通するオリジナルのヒンジ。薄い板状の蝶番がポイント。ネジを通した後にリベットで固定してあり、短いネジでありながら、抜けない工夫がされています。

レンズシェイプも丸すぎず、性別など問わずお使いいただけるバランスの良いシルエット。お仕事などでも問題なくお使いいただけます。

42□22 / ¥62,689(¥56,990+税)

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