TODAY'S MEGANE

Theo Carrot 40

小ぶりなラウンドがかわいらし「Theo」の「potatoes acetate」コレクションの1本から。
定番の鼈甲柄で手に取って頂きやすいと思います。小ぶりな丸眼鏡はちょっと知的な印象が付け加わるのがポイントです。

レンズは確かに丸眼鏡でありますが、輪郭に注目すると、目尻の外側に向けて軽くとんがっています。これが結構ミソです。綺麗な真円でなく、斜め45度外側に持ち上げるような錯覚が働くのです。実に心憎い線を出してきます。

板状のチタンを水平に使い、レンズの周囲だけアセテート。アセテートの発色が良く見えるためだと思いますが、フロントのメタル部分は下半分で、上部はナイロン糸で固定しています。フレーム全体として、また見る角度からも強弱の混在している、使いやすさと驚きを兼ね備えたモデルです。

40□28 / ¥56,925(¥51,750+税)

STEADY STD-100 col.4

無駄のないバランスの良いレンズシェイプ。ただ「STEADY」のクラウンパントの中で、一番メリハリがあるシルエットかもしれません。なんといってもパキッと直線的なブローラインがポイントです。

やや光沢のあるアンティークゴールドをベースに、レンズ周囲のリムはチョコレートブラウン。こちらも程よい光沢感。スレンダーな素材を使っているからこそ、この艶感がいい存在感を放ちます。

テンプルは弾力性の高いベータチタン。軽くてしなやか。
「細いけど丈夫ですか?」とよく尋ねられますが、途中がポキッと折れるということはありません。ノーズパッドもチタン製。オーソドックスなようで、しっかり新鮮さを感じさせてくれるでしょう。

46□21 / ¥38,500(¥35,000+税)

MYKITA TALNI 920

「MYKITA」のアセテートフロントモデルです。少しずつ改良され、シリコンノーズパッドの仕様になって安定感が増しています。全体的にリムが細身で佇まいも名前の通り軽やかです。

「トープ」という曇りカラー。温かみのあるベージュグレーは人気色ですね。テンプルはグロッシーゴールドで華やかさを加えてくれます。このシリーズはフロントにしっかり埋め込まれてその点丈夫です。

シンプルな美しさが「MYKITA」の魅力ですが、正面からは金属パーツが見えないので、さらにソフトな印象をプラス。「ちょっといい眼鏡」というムードが漂うおすすめの一本です。

45□21 / ¥73,700(¥67,000+税)

ENALLOID HOPKINS SG col.202

「ENALLOID」の近作の中でも大変皆様の反応が良い「HOPKINS」のサングラスバージョン。ウェリントン型のシェイプではありますが、縦幅ゆったりの比率で、目尻が下がるカーブを含んでいるので、ソフトな雰囲気で女性にも選んでいただいています。決してメンズライクでもありません。

透け感のあるブラウンから、ほのかにストライプがかったグレーのグラデーション生地でこれまたソフトな雰囲気です。ダークグリーンののレンズと相性バッチリ。レンズはフロントより僅かに奥まって収まっており、立体感も感じます。

「恵那眼鏡工業」さんの丁寧な仕事は、ノーズパッドやカシメ蝶番を備えたしっかり仕上げ。でもこのご時世にかなり手に取りやすい価格設定になっております。クリアレンズで普通に眼鏡としてもお選びください。

47□22 / ¥29,700(¥27,000+税)

theo Brilliant 7601

チタンの板を一定のエッジを残して斜めにカットするという、意外と難しかった加工を実現した「Diamond Cut」コレクションの追加カラー。バランスの良い丸眼鏡で落ち着いたカラーは好評でしたが、こんなビビッドなブルーはどうでしょう?

マットな質感なのにとても発色のいい鮮やかなブルーです。カラフルなアイテムが好きな方にも、逆に服装はモノトーンが多い方にも全身の中でのアクセントとして、存在感を放ってくれます。

耳にかかる先セルもクリア素材を使用し、芯まで綺麗に塗装してあるのがわかります。気分が上がる1本です。

44□21 / ¥58,190(¥52,900+税)

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