ENALLOID MICK col.200
お!と目を留めてしまうシルエットのフロントを持っています。レンズシェイプはボストンでありながら、最下部がフラットに、またスパッとカットしてある斜めの線。特徴的なようで、かけてみると結構いい感じに自然です。
どこがポイントかというとやはり下半分のカッティングです。平らな底が、むしろリフトアップする左右のシルエットを補強していると感じます。意外なスッキリ感。鼻側のブリッジにかけてのシルエットも、鼻筋すっきり見える滑らかなアーチを描いています。
お!と目を留めてしまうシルエットのフロントを持っています。レンズシェイプはボストンでありながら、最下部がフラットに、またスパッとカットしてある斜めの線。特徴的なようで、かけてみると結構いい感じに自然です。
どこがポイントかというとやはり下半分のカッティングです。平らな底が、むしろリフトアップする左右のシルエットを補強していると感じます。意外なスッキリ感。鼻側のブリッジにかけてのシルエットも、鼻筋すっきり見える滑らかなアーチを描いています。
とてもバランスの良いコンビネーションフレームです。
この「良いバランス」はボストンシェイプともラウンドともつかない、ちょうど具合の良い丸みのレンズ。そしてリムの太さと、金具の太さ、そして左右のレンズの間隔。それらがどれも良いバランスだと思います。
プラスチックとメタルを組み合わせたコンビネーションフレームですが、貴金属的な光沢やプラスチック部分とのコントラストが小さいものが取り入れやすく、増えている昨今です。
このカラーも深いけれども透明感のあるグリーンと、金具部分はブラウン。使いこなしやすいカラーです。
1枚板をくり抜くのではなく、異なる色柄のアセテートを寄木細工のように組み合わせて圧着しています。このカラーの場合は、ホーン柄の様な生地、生成りの様なホワイト、クリア生地の組み合わせ。リムの上下で半径が違うようにも見え、とてもグラフィカル。
「FROST」にしてはあっさりとしたスクエアフレーム、と思うなかれ。むしろ「FROSTらしさ」を感じるモデルです。正面は黒いのに、とにかく内側のブルーが存在感を放ち元気な印象を加えてくれます。
小ぶりなラウンドがかわいらし「Theo」の「potatoes acetate」コレクションの1本から。
定番の鼈甲柄で手に取って頂きやすいと思います。小ぶりな丸眼鏡はちょっと知的な印象が付け加わるのがポイントです。
レンズは確かに丸眼鏡でありますが、輪郭に注目すると、目尻の外側に向けて軽くとんがっています。これが結構ミソです。綺麗な真円でなく、斜め45度外側に持ち上げるような錯覚が働くのです。実に心憎い線を出してきます。