「STEADY」の中でも息の長いスタンダードモデルの追加カラーです。
ロングセラーになっている品番ですが、やはりレンズのシェイプ・サイズ・バランスがとても完成度が高いのがその理由です。
アンティークシルバーは光沢のあるシルバーよりも、馴染みやすく印象も柔らかく使い勝手が良い色です。
単色だからといって、単純な手法ではありません。銀色のパラジウムメッキに重ねて、スズコバルトメッキを施します。その上で手作業でやすりがけを行うことで、使い込んだような色ムラを出しています。
スタンダード・オブ・スタンダード。鼈甲柄のセルフレーム、スクエア型。スレンダーなフレームが多い昨今こそ探している方がいらっしゃるかもしれません。汎用性の高いソフトなスクエア型です。
しっかり鯖江製。しっかりかしめた七枚蝶番。堅牢な作りです。表面の艶もきめ細かく丁寧に仕上げてあるのがよくわかります。あらかじめ金属製のクリングスノーズパッド仕様なので、すぐに安定感を感じて頂けそうです。
3年ほど前に人気を博した「STD-62」というモデルの改良版となります。
レンズシェイプやサイズはほぼ同じ。テンプルが柔らかく弾力のあるベータチタンに変更され、金属部分の塗装はセラミックコート仕様で剥げにくく変わりました。
レンズを囲うリムがすっきりと見えるのは高密度アセテートを使用しているため。一般的なアセテートより強度に優れるため、細く薄く造形することが可能になりました。
「ちょっと変わっている」けど「くどさ」のない佇まいです。