theo Dauphinois 196
「theo」のロングセラーのひとつです。もう発売されて10年くらい経つかもしれません。
「theo」の中でも正面のシルエットが細く、ナイロールなので、かなりあっさりミニマルなようですが、このブランドらしい、立体的に色で魅せるテクニックが込められています。
一見細い線でも、実は「面」が主役のフレームです。表裏(上と下)で塗り分けられており、上からはメタリックな質感のピンク、裏側はマットなパープルです。視線を落とした時にピンクが出現し、華やかになります。
テンプルの根元にスプリングが仕込んである「POTATOES」シリーズに共通するオリジナルのヒンジ。薄い板状の蝶番がポイント。ネジを通した後にリベットで固定してあり、短いネジでありながら、抜けない工夫がされています。