TODAY'S MEGANE

MYKITA BAKER 255

ジャズの巨人から命名されている一連のシリーズ。この「BAKER」はトランペットを吹くベイカーさんでしょうか。六角形に近いシルエットでお客様から手に伸ばされることが少ないシルエットですが、顔に乗せると実にいい柔和で誠実な印象がついてくるシルエットです。

畳んだときのフラットさ加減、立体感控えめのブリッジがミニマルな構造のフレームを引き立てています。
上下のラインが平行だと「堅い」印象になりがちですが、これだけワイドな上下幅を持ったサイズと、下がっている目尻のラインによって穏やかなイメージに仕上がっています。

インディゴというカラーはネイビーよりも暗く、環境によってはグレーにも見えるでしょう。
近年の「MYKITA」の中でも息の長いモデルとなっています。

47□22 / ¥57,200(¥52,000+税)

STEADY STD-93 col.9

好評モデルの追加カラーです。「ゴールドはちょっと…」という方も「クリア」と「イエロー」という要素が加わったらどうでしょう?明るく現代的なテイストです。

シャイニーゴールドのフレームはもはや定番。フレームが半分だけのナイロールフレームだとアッサリ過ぎ。そこに細く透明感のあるインナーリムがはまるだけで、柔らかな雰囲気と、ちょっとだけカジュアルな雰囲気が加わってきます。イエローも上下にグラデーションしており、とても綺麗な組み合わせです。

真ん丸でも、ボストン型でもないいいバランスのレンズシェイプは丸眼鏡に苦手意識がある方にもおすすめ。どこか柑橘系?な「STEADY」です。

46□22 / ¥44,000(¥40,000+税)

ENALLOID BARRETTO col.146

実はどちらも同じものを指している「ボストン型」と「パント型」という眼鏡の分類。ただ、つい「パント型」と呼びたくなってしまうのが、ちょっとヴィンテージの香りが漂うこちらのモデル。丸みよりも逆三角形の印象の方がちょっと強めなところにポイントがあります。

アセテートのカラーは深いカーキグリーン。手にとって光が当たると透明感がやっとわかるくらい。暗い空間や、お顔に乗せて見ると黒に見えてしまうくらいです。
テンプルの芯なども透けて見えますね。ノーズパッドもデフォルトで付いています。

ヴィンテージ的なポイントを取り入れつつ、野暮ったく見えないいいシルエットです。
年齢やお立場に関わらず、いろんな方にマッチするいいモデルだと思います。

47□22 / ¥28,600(¥26,000+税)

FROST DUNE c.04

蝶が羽根を開いているようなバタフライ型。瞳を大きく見せてくれるような錯覚を生んでくれるシルエット。そもそもエレガンスを醸し出てくれますが、前面が波打っているように削ってあるのがすごくいい効果を生んでる1本。

正面から見ると色に濃淡があるのがわかるでしょうか?水平にゆるいカーブで削ってあるところと、同じく水平にVの字にカットしてある部分があります。前者は色が揺らぐように濃淡を生んでいますし、後者はブリッジとテンプルに水平線を生み出して、全体的なメリハリを作っています。

パープル・ブルー・ピンクオレンジの3層に波打つように厚さの変化をつけることで垣間見える、水彩のように色の混ざりあいが美しいです。
レンズシェイプに関しても、目尻に当たる部分はなだらかに下がっている線を含んでいることで、表情が強くなりすぎないチューニングも行われています。

カービングによって、とても色が美しく現れた1本。「FROST」の本領、お試しください!

52□15 / ¥49,390(¥44,900+税)

theo Mong Kok 475

「Theo」の色使いを楽しんで頂ける新シリーズです。同じ太さの2色のラインが交差するように構成されたフレーム。別々に成形したチタンをパズルのように組み合わせている得意技のひとつですね。

全体的に「角丸」な線で構成されています。実はモチーフは「ネオンサイン」です。なので世界各国の繁華街の名前が名付けられています。「Mong Kok」は香港の「旺角」ですね。それこそネオンのような蛍光カラーもラインナップにはありますが、このブラウンとオレンジの組み合わせは、顔の中で浮かないいい2色の組み合わせです。

この2色は塗り分けではなく、ふたつのパーツを組み合わせています。きちんとフラットになり、かつ色の境界がくっきりとするように。上手いなあと唸らせられます。

レンズシェイプはふっくらとしたボストン型に分類されるでしょう。ソフトなイメージのシルエットです。大人がかわいくも使う眼鏡にぴったりです。

45□24 / ¥65,560(¥59,600+税)

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