MYKITA RYKER 002
分類が難しいシルエットは往々にして、様々な「かたち」の良いところを併せ持っています。バランスとしてはボストン型のようでもあり、重心に着眼すればティアドロップのようでもあり。実は掛けていただければわかる、とってもいいシルエットです。

分類が難しいシルエットは往々にして、様々な「かたち」の良いところを併せ持っています。バランスとしてはボストン型のようでもあり、重心に着眼すればティアドロップのようでもあり。実は掛けていただければわかる、とってもいいシルエットです。
この欄で「MYKITA MYLON」コレクションをご紹介するのは初めてです。「MYLON」は3Dプリンタで成形したナイロン系の樹脂を使用したコレクション(造語ですね)。見た目のボリュームと比較してとても軽い素材です。
「MYKITA」のちょっと新しいアプローチ。フレームの一部に細い溝を掘り、カラーラインを載せる手法は以前からありましたが、今回はテンプルです。「LITE」コレクションの2.5mmなど細いテンプルに見慣れていたところにちょっと新鮮な7mm幅のテンプル。そこが肉抜きされています。太さがあっても、軟らかい弾力を得ていますね。
そのことでフロントだけでなく、テンプルにもカラーラインを施してあります。これまで無かった手法です。
レンズの両サイドの「ヨロイ」と呼ばれる部分も肉抜きしてあります。ただレンズが動いたり外れることがないよう、レンズをホールドするように細く爪のように残してあります。工夫されています。
「MYKITA」のLITEコレクションをベースに、アセテートのリムを組み合わせたモデル。
かなり透明感の高いピンクなので、色でなく素材の質感や光沢で明るさや軽さを纏っています。
分類すればウェリントン型(逆台形)になるかと思いますが、かなり丸みを帯びたシルエットなので、僅かにティアドロップ的な雰囲気もあります。お顔の輪郭が細めでシャープな方にマッチしやすい、リラックス感のあるシルエットです。
ジャズの巨人から命名されている一連のシリーズ。この「BAKER」はトランペットを吹くベイカーさんでしょうか。六角形に近いシルエットでお客様から手に伸ばされることが少ないシルエットですが、顔に乗せると実にいい柔和で誠実な印象がついてくるシルエットです。
畳んだときのフラットさ加減、立体感控えめのブリッジがミニマルな構造のフレームを引き立てています。
上下のラインが平行だと「堅い」印象になりがちですが、これだけワイドな上下幅を持ったサイズと、下がっている目尻のラインによって穏やかなイメージに仕上がっています。