BLOG

2014年、秋の仕入れのご報告。

毎年恒例、秋の新作発表につき週明けから3日間お休みをいただいて上京して参りました。今回はいつにも増して会場が分散し、普段の生活の10倍くらい歩いたような気がします。

各ブランドをかい摘んで。
まず「MYKITA」からいきましょうか。新色として、美しいパープルが加わりました。是非とも女性に。変わらず非の打ちようのない美しいレンズシェイプのものの連発です。

FROST」も、もっともっとファンを増やしたいので、魅力の伝わると思うセルフレームを発注しました。グリム童話など、ドイツの森を舞台にしたおとぎ話が今回のテーマ。
マリオンは相変わらずパワフルで、元気をもらいました。

今年熱いファンを生んだ「PADMA IMAGE」は3モデル。1つだけ意欲的な左右非対称デザインのモデルがあります。生産数がごく少ないので、珍しく全カラー発注です。そもそも人の顔は骨格も髪型も左右非対称。非対称の眼鏡はなんの不思議もないのです。入荷をお楽しみに。

好調の「STEADY」は盤石のラインナップ。既存モデルも品薄なので、補充です。インナーリムの「ソフト枠」に新型が出ましたよ。

ProDesign Denmark」は新しく採用した素材、新しい表面処理などが盛りだくさん。「IRIS」コレクションもさりげなく使いやすいデザインに洗練されてきています。楽しみにしていたサングラスコレクションは間に合いませんでしたが、また機会がきましたらご紹介します。

EnaLloid」もネクストステップへ。人気の旧作を踏まえたリアレンジモデルを、多色展開。いい色が揃っていますので、まだしばらく勢いが止まりそうにはありません。
年末には初めてトライする構造のコンビネーションフレームが入荷の予定です。

そのほか、ちょっといい眼鏡小物とかこどものためのサングラスとか、みなさんにご紹介するのが楽しみなものが沢山あります。みなさんと一緒に入荷を楽しみにしたいと思います。

「錦海」と「バンクーバー」

鳥取藝住祭』の一環、米子市におけるアーティストインレジデンス事業『AIR475』のプレイベントが開催されたので参加してきました(ちなみに作品の展示会場のひとつが当店の創業の地、道笑町の旧末次太陽堂になっております)。

まずキュレーターの原万希子さんの米子とバンクーバーを結ぶ、地理的な共通点や、米子から感じるインスピレーションについて。後半には今回『AIR475』に参加されるバンクーバー在住の日系カナダ人アーティスト、シンディ・望月さんの表現活動を、日系カナダ人の歴史と絡めてのお話。ゲストにバンクーバー総領事も務めた野坂米子市長も交え、過去と現在と、シンディさんの作品に込めてきた思いなどが立体的に伺えた貴重な時間でした。

不勉強ながら、120年ほど前に弓ケ浜半島からカナダのバンクーバーに集団移住した人たちがいたことは今回初めて知りました。2つの土地を巡って、ルーツや経歴の違うもの同士が今回米子で繋がるというのも、これがゆかりというものかと感慨を感じました。

週末に向けて、各アーティストの方の制作が始まります。10/17(金)にお披露目のオープニングレセプションが予定されています。

鳥取藝住祭
http://tottorigeiju.com/

AIR475
http://air475.yonagokenchikujuku.com/