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たみの一日店長 世界旅行編・アルゼンチン料理とお菓子from的形

湯梨浜町の「たみ」がまたまた楽しい企画を行っていらっしゃいます。1月2月は毎週末が「一日店長」、それも今年は世界各地の料理が週末ごとに頂けるというかなり素晴らしいいい企画。どこかで必ず参加したい!と意気込んでいましたが、姫路市・的形で「HUMMOCK Cafe」の中村ご夫妻の一日店長の日に伺ってきました。

「HUMMOCK Cafe」さんは、自家焙煎のコーヒーや地元野菜を使ったアルゼンチン料理やお菓子、自然派ワインなどを最高のロケーションと音楽(音楽レーベルも主催されています)も合わせて楽しめるお店。と、素晴らしい評判が届いているのですが、未だ伺えず。今回初めてアルゼンチンの料理をいただきました。

鶏肉のエンパナーダ(パイ包みのようなもの)、ロクロ(新豆、トウモロコシ、牛肉などの煮込み)、野菜のタルタ(キッシュのようなタルトのような)それらに姫路の地場の野菜のサラダやピクルスが添えられていました。
どれも優しく、野菜の滋味を感じる美味しい一皿。大変堪能しました。
電車で来るか、たみに宿泊してワインと一緒にいただきたかったところです。

「たみ」のルールにより、会場や料理の写真はありません。
前日のスリランカ料理も盛況だったようですし、これからもエジプト、イタリア、台湾、南仏から最後はロシアまで、二月末まで毎週末に食のワールドツアーが開催されます。

HUMMOCK Cafe
http://hummock.blogspot.jp/

たみ
http://www.tamitottori.com/

「岩木遠足」の小さなトークツアー

昨夜は小さなトークイベントに参加してきました(来れなかった人は勿体ない)。スピーカーは豊嶋秀樹さん。「gm projects」という展覧会などのプランニングや設営に始められ、様々なイベントやプロジェクトを手がけている方です。

青森県の津軽冨士こと「岩木山」。「岩木遠足」は、岩木山とその周辺の人々やその生活を巡りながらお話を聞き、ワークショップなどを体験する遠足のようなプロジェクト。今回はそれを纏めた書籍『岩木遠足・人と生活をめぐる、26人のストーリー』が完成したことに伴うトークイベントでした。

「岩木山」とはまた、なかなか縁遠い土地ですが「岩木遠足」の中で豊嶋さんが触れた、かの地の職人、農民、マタギなどの狩猟民の人々に根ざした考え方には、興味深いエピソードが満載です。成果を仲間内で等分する「マタギ勘定」、毎日僅かでもこぎんを「刺し貯める」こと、農民だけのオーケストラ、プロジェクトの運営の中でも発見される「時間を共有してこそ生まれるコミュニティ」の話など、さわりだけで興味深い話のオンパレードでした。

サクッと内容を列挙しましたが、私たちも似たような環境にあることは会場の多くの人が連想したでしょう。行政の線引きを超えて「大山」を囲み、毎日眺め、様々な恩恵の中で暮らす地元の我々のそばにも、改めて聞いておくべき生の声がきっとあるはず。米子の市内にも沢山あるはず。
終了後「とりあえず遠足しようよ!」とその場の顔なじみと話しました。誰かの体験を伺うことで、それが思わぬ原動力になるという、私が最も大切にしたい時間が過ごせました。
お誘いいただき、ありがとうございました。

岩木遠足
http://www.iwaki-ensoku.com/

gm projects
http://www.gmprojects.jp/